アメフト I フォーメーション

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アメフトにおけるフォーメーションI(アイ)フォーメーションとは、攻撃側が使用する攻撃フォーメーションの一種です。
イメージですが、高校からアメフトを始めた人にとってはもっとも一般的と言えるフォーメーションではないでしょうか。
世の中には様々なオフェンスフォーメーションが存在しますが、私が指導していた経験から言えばIフォーメーションを理解できればその他のフォーメーションのことも理解しやすくなると思います。

このフォーメーションでは、RBは、ボールを保持するQBの後ろに直線状に並びます。クォーターバックの後ろには2人のRBが位置し、必要に応じてパスやランを行います。 Iフォーメーションは、ランプレイ(ランボールを持って進むプレイ)を得意とすることで知られています。オフェンシブラインが密集し、ランニングバックがボールを受け、穴を見つけて進むことができます。

また、このフォーメーションでは、QBもランを行うことができるため、オプションプレイ(QBがパスまたはランを選択するプレイ)もよく利用されます。 Iフォーメーションは、パワーランを重視するチームやトラップブロック(守備側の選手を欺くブロック)を使用する戦術によく使用されます。オフェンシブラインが密集し、ラインバッカーやディフェンシブラインマンとの身体接触を必要とするため、力とパワーを持つ選手が求められます。

このように、Iフォーメーションはアメリカンフットボールの攻撃フォーメーションの一つであり、ランプレイを重視するためのフォーメーションとして広く使用されています。そのためラン主体となりやすい高校アメフト界ではもっとも使われるフォーメーションであると思います。

一方でパスプレーに特化したものではなく、WRの数も少ないためパスを有効に使うためのフォーメーションとは言いにくいです。
ラン主体となりやすいため、パスをやるのであればショートパスや、フェイクパス(ランに見せかけたパスプレー)を行うのが定石となっています。



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