ストロングサイドラインバッカー(SLB)は、アメリカンフットボールにおけるディフェンスの重要なポジションの一つで、サムとの略称で呼ばれることがあります。ラインバッカーの中でもタイトエンド側、つまり攻撃陣が強力な布陣を敷く側に位置し、攻守の激戦区で活躍する存在です。
SLBは、ランプレーに対しては、相手ランニングバックを素早く阻止し、パスプレーに対しては、タイトエンドやスロットレシーバーをマークします。状況に応じて、パスラッシュやブリッツも行います。攻守の要として、攻守の切り替えを素早く判断し、的確なプレーを選択することが求められます。 優秀なSLBは、高い戦術理解度と状況判断能力、強靭な体格と運動能力、そして優れたタックル技術とパスカット技術を兼ね備えています。さらに、攻撃陣の動きを読み、相手の意図を先読みする能力も必要不可欠です。
【その他のディフェンスポジション】
DL
DT(DL)
NT(DL)
DE(DL)
LB
MLB(LB/ミドルラインバッカー)
SLB(LB/ストロングサイドラインバッカー)
WLB(LB/ウィークサイドラインバッカー)
OLB(LB/アウトサイドラインバッカー)
DB
CB(DB)
SF(DB)
FS,SS(DB)
N(DB)